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PROFILE

船越幹央

Author:船越幹央
博物館で学芸員をしています。また、京都市内の大学で非常勤講師を務めています。
生れ育った京都の魅力を歴史・文化財・史跡を中心にお伝えします!
やっぱり、京都は奥深い。知れば知るほど、味わい深い。このブログを読んで、京都を歩いてみてください!

[主な取材等]
テレビ:NHK「ブラタモリ~京都~」、BS-TBS「高島礼子・日本の古都」、BS日テレ「片岡愛之助の解明!歴史捜査」ほか
新聞・雑誌:小学館「サライ」、朝日新聞、日本経済新聞ほか
見学会:「まいまい京都」ほか

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【大学の窓】 歴史学を専攻する学生の興味あるジャンルは?

大学の窓





 みんな何に興味があるんだろう?

 新学期が始まって早1か月半。上京大学(仮称)は、相変わらず多くの学生でにぎわっています。

 私が担当している授業は、1回生(1年生のこと。関西では「○回生」と呼ぶ)の演習です。話を聴くだけの講義ではなく、学生自らが調査・研究を実践してみるものです。
 近現代史が専門の私は、毎年2つのテーマ-「建築」と「写真」-を定めて、グループ研究してもらっています。写真は近現代に限られますが、建築は古建築ももちろん可です。

 班に分かれた初回は、いつも詳しい自己紹介をしてもらっています。今年は13名ですが、京都生れの学生は一人もいませんでした! TA(ティーチング・アシスタント)の大学院生も広島出身なので、京都生れは私だけでした!!(ちょっと衝撃の事実)。
 大阪出身も1人だけで、関東から九州の範囲で見事にバラついていました。

 さて、彼らが興味を持っている歴史上の時代やトピックは何なのか?

 時代では、やはり幕末維新期が人気ですね。今年は、というか今年も「新撰組」が好きな学生がいて、これは毎年の現象です。また、私には意外なのですが、徳川慶喜ファンの学生がいて、後で他の先生に聞いてみると、最近慶喜好きの学生が散見されるそう。何かの影響なのでしょうか?
 一方で、戦争に関心のある学生は、毎年必ずいます。

 建築のグループでは、こちらも定番として「お城」好きが多いですね。
 建築史の研究では城郭は中心的とも言い難いのですが、一般的には需要が高く、中世城郭なども案外人気があるようです。
 
 1回生の関心は、『日本史』教科書や歴史小説、読み物、テレビドラマなどの影響が強いと思います。かといって、“書院造をやってみたい”なんて学生はいませんけれども。
 また、民俗学への知識、興味は低下しているようで、「民家」なんて建築だけれども、ほとんど埒外のよう。それでも今年は、彼らの意見交換を聞いていたら「民家」という言葉が登場していたので、内心うれしかったです。民家もおもしろいと思うけどなぁ。

 そんなわけで、今年度も若い感性で“初研究”がスタートします。

 
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