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PROFILE

船越幹央

Author:船越幹央
博物館で学芸員をしています。また、京都市内の大学で非常勤講師を務めています。
生れ育った京都の魅力を歴史・文化財・史跡を中心にお伝えします!
やっぱり、京都は奥深い。知れば知るほど、味わい深い。このブログを読んで、京都を歩いてみてください!

[主な取材等]
テレビ:NHK「ブラタモリ~京都~」、BS朝日「京都ぶらり歴史探訪」、BS-TBS「高島礼子・日本の古都」、BS日テレ「片岡愛之助の解明!歴史捜査」ほか
新聞・雑誌:小学館「サライ」、朝日新聞、日本経済新聞ほか
見学会:「まいまい京都」ほか

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酷暑のなか、祇園祭は後祭へ





神輿


 先祭と後祭、神輿渡御

 今週も、暑い日がつづきました。
 観測史上初の7日連続の38℃超えは驚きましたね(2018年7月)。

 祇園祭は、2014年から先祭と後祭が執行されており、今年は5回目。すっかり定着しました。
 もともとは、この形が本来だったのですが、戦後、7月17日に巡行が一本化されていました。われわれ若い京都市民は、前後2度の巡行があったとは知らずに、1度が当たり前のように受け止めていたのでした。

 現在では、八坂神社から神輿(しんよ=みこし)が渡御されるのに先立ち、17日の朝、山鉾巡行が執行されます。その晩、八坂神社から3基の神輿が出、氏子域をめぐったあと、四条寺町の御旅所(おたびしょ)に留まられます。1週間後の24日の朝、ふたたび山鉾巡行が行われ、その晩、神輿はまた氏子域をめぐって八坂神社へ戻られます。 


 
御旅所の神輿
  御旅所の神輿(四条寺町) 


 後祭は落ち着いている 

 後祭は、前祭に比べて人出も少ないので、落ち着いてゆっくり回れますよね。

 役行者山 役行者山

 山鉾の数も10基ですし、大船鉾のほかは全て山です。
 山は、上に乗っておられるご神体などがいろいろあって、拝見していて楽しいんですね。たとえば、鯉山の鯉(左甚五郎作とされる)なんて、とっても立派で、何度見ても感心しきりです。

 鯉山
  鯉山の鯉

 いずれの会所も、静かな感じでいいものです。

 ただ、町並みは毎年少しずつ変化してきています。

 役行者山と町内
  役行者山

 役行者山を南から見たところですが、西側でこれから建設工事が行われるようでした。向いの東側は、すでにマンションになっています。
 ホテルもたくさん建ってきました。下の写真は、北観音山の町内です。大きなホテルがあります。

 北観音山
  北観音山
 
 このようにみていくと、祇園祭と山鉾巡行自体も時代によって大きく変化していますし、それを支える鉾町も年々変わっていることが分かります。
 「古都」とか「千年の伝統」とか、ひと口に言いますけれど、時代の情勢に適応し、形を変えてつづいているのが祇園祭なのですね。
 21世紀の百万都市で、こんな祭礼が行われていることは、やはりすごいし、それを支える皆さんの努力には頭が下がります。

 祇園祭の後祭、今年も7月24日に巡行が行われ、夜には神輿の還御も行われます。




 祇園祭

 所在  京都市中京区、下京区一帯(烏丸・室町・新町通界隈)
 拝観  自由(有料の会所等あり)
 交通  地下鉄「四条」、阪急「烏丸」下車、すぐ

 


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