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PROFILE

船越幹央

Author:船越幹央
博物館で学芸員をしています。また、京都市内の大学で非常勤講師を務めています。
生れ育った京都の魅力を歴史・文化財・史跡を中心にお伝えします!
やっぱり、京都は奥深い。知れば知るほど、味わい深い。このブログを読んで、京都を歩いてみてください!

[主な取材等]
テレビ:NHK「ブラタモリ~京都~」、BS朝日「京都ぶらり歴史探訪」、BS-TBS「高島礼子・日本の古都」、BS日テレ「片岡愛之助の解明!歴史捜査」ほか
新聞・雑誌:小学館「サライ」、朝日新聞、日本経済新聞ほか
見学会:「まいまい京都」ほか

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祇園祭が近付き、京都は酷暑の日々





芦刈山の提灯


7月の最高気温を記録! 

 暑いですね!

 こういった挨拶が、思わず口をつく猛暑の毎日。
 京都市では、昨日(2018年7月14日)の最高気温が38.5℃、今日7月15日は38.7℃を記録しました。いずれも、7月の京都市の最高気温としては、観測史上最高ということです!

 ニュースによると、今日の京都では、夕方までに30人以上の方が熱中症で救急搬送されたそうです。
 ふだんは無頓着な私も、今日はさすがに水分補給に気を付けました。それでも、持っていたカメラの接着剤が溶け出し!! たいへんなことになる寸前でした。
 みなさん、くれぐれもお気を付けください。


 蟷螂山の新機軸 

 ここのところ、関西では強い地震があり、西日本の広域でも豪雨災害があって、落着かない日々がつづいています。
 私自身も、身近にいろいろと出来事があり、急な原稿も入ったりして、せわしない毎日を過ごしていました。
 ようやく、この3連休、祇園祭でもあるし、少し出掛けようかと、四条界隈をのぞいてみました。

 芦刈山 芦刈山

 このような、現代の町のなかに山や鉾が建つ風景は、祇園祭ならでは。
 いい雰囲気ですよね。

 上の写真は芦刈山(あしかりやま)なのですが、いつも会所に飾られた翁(おきな)を拝みに行くんですね。
 難波(なにわ)の浦に芦を刈る老翁の物語に共感します。

 山や鉾とその町々も、年々少しずつ変わっていきます。
 今年、前祭の山一番を引いたのは、蟷螂山(とうろうやま)です。

 蟷螂山 蟷螂山

 山の上に、カマキリがとまっていて、それがからくりで動くのが楽しいんですよね。

蟷螂山のカマキリ
  今日はまだ動いていません

 その蟷螂山で、これは去年やっていたのか、「かまきりおみくじ」という面白いおみくじをやっていました。

 かまきりおみくじ かまきりおみくじ

 こんなふうに、山の下に模造(?)のカマキリがいて、これがお宮さんから出る玉(番号が書いてある)を授与してくれるのです。
 昔あった、小鳥がおみくじを引いてくれるやつに似た発想ですね。
 200円でしたけど、ふつうのおみくじより断然人気で、長蛇の列でした! 


 ぶらぶら歩きがおもしろい 

 祇園祭の町家

 祇園祭のときは、町内の家々がこういうふうに提灯を吊り、幔幕を張るのですね。
 風情があります。
 
 そして、ここらが京都らしいというのが、この写真。

 ローソンの幕

 室町でしたか新町でしたか、ローソンまで幕を張っているんですね(笑)
 これは、いろんな意味で京都的でしょう。
 でも、なんかはまってるなぁ…

 ちなみに、ローソンの看板自体も市の屋外広告物の規制に従って、全国とは異なる色づかいです。

 こんなのを見ながら、超あついけれど、山鉾を見てまわるのが楽しいです。

 長刀鉾

 生ビール500円とか、コンビニで買った方が安いや(笑)なんて思いながら、ぶらぶら。
 夜になると、15日、16日は歩行者天国になって、ものすごい人出の宵々山、宵山になります。

 今年のように災害が多いと、祇園祭にも自ずと「祈り」の色合いが濃くなりますね。
 疫病などに悩まされた古えの人と同じように、如意にならない自然の猛威の前で、現代人の私たちも尊いものに頭を垂れます。

 そんな、祇園祭。
 近年は、翌週に後祭もありますので、ぜひ京都にいらしてみてください。




 祇園祭

 所在  京都市中京区、下京区一帯(烏丸・室町・新町通界隈)
 拝観  自由(有料の会所等あり)
 交通  地下鉄「四条」、阪急「烏丸」下車、すぐ



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