FC2ブログ
09 | 2019/10 | 11
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
MENU

NEW ARRIVAL

PROFILE

船越幹央

Author:船越幹央
博物館で学芸員をしています。また、京都市内の大学で非常勤講師を務めています。
生れ育った京都の魅力を歴史・文化財・史跡を中心にお伝えします!
やっぱり、京都は奥深い。知れば知るほど、味わい深い。このブログを読んで、京都を歩いてみてください!

[主な取材等]
テレビ:NHK「ブラタモリ~京都~」、BS朝日「京都ぶらり歴史探訪」、BS-TBS「高島礼子・日本の古都」、BS日テレ「片岡愛之助の解明!歴史捜査」ほか
新聞・雑誌:小学館「サライ」、朝日新聞、日本経済新聞ほか
見学会:「まいまい京都」ほか

ARCHIVE

【大学の窓】グループ発表が終わった

大学の窓




キャンパス


 1年間の研究成果を発表 

 1月中旬になり、京都もとても寒くなってきました。

 今朝は、私の住むあたりは2cmほどですが積雪しました。路面に積もるのは今季初めてですが、寒い冬の割りには遅かったですね。
 でも、河原町まで出かけると、さすがに雪はなかったです。
 京都市内では、今出川通(上京区)とか、北大路通(北区)とか、そのあたりを目安に、寒さの境目? があるような気がします。

 その今出川通にある(仮称)上京大学。
 私が担当している1回生の演習科目は、1年の最終盤となりました。班ごとに分かれて研究を行ってきましたが、年度の最後に全員の前で30分間、発表します。

 その発表が、先週すべて終わりました。
 学生のみんなは、さぞかしホッとしたでしょうね!
 発表後、ある学生に聞いてみたら、やり切った感がある、と言っていました。これは、とってもうまく行ったケースです。多くの場合、不満足な部分や後悔が残るものです。

 キャンパス


 “初めての研究” は、ムツカシイ 

 テレビ番組に「はじめてのおつかい」というのがありますが、1回生にとっては “はじめての研究” だったわけです。道に迷ったり、忘れものをしたり、子供のおつかいと同じく、大変だったと想像します。
 
 その大変な理由は何か?

 ひとことで言うと、やり方が分からない、ということでしょう。

 発表を聞いたあとコメントしたのですが、多くの班が「調べ学習」にとどまってしまっています。中学や高校でよくやる学習ですね。テーマについて、その概要を紹介するような発表です。
 そこには、解くべき「問題」がないので、単なる事柄の紹介になってしまうのです。

 もちろん、どのように適切な問題を立てるかは、とても難しいものです。
 問題を立てるためには、まず十分な知識の獲得を行わなければなりません。でも、多くの学生の場合、そこで獲得した知識をそのまま発表してしまうのです。つまり、その先やるべき段階にまで到達していないのですね。
 
 こういった研究のやり方を多くの学生が理解していないように感じました。
 確かに、高校の日本史の教科書を読んで勉強しても、問題を立てる力は養われませんよね。試験に出た問題を解くことはできるのですが……
 
 このように、大学の研究を行うためには、高校までの勉強からテイクオフすることが必要です。
 1回生のみんなは、離陸のために滑走路を走っていたのだといえます。
 今年はまだ飛び上がれなかった人が多かったと思うのですが、一生懸命走っていれば、きっと離陸できるはず。おそらく、3回生くらいになると、だいぶん力が付いてきますよ。
 
 次は、2回生。
 テイクオフに向けて、いっそう加速してみてください。
 応援しています!




スポンサーサイト



コメント

非公開コメント