FC2ブログ
09 | 2019/10 | 11
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
MENU

NEW ARRIVAL

PROFILE

船越幹央

Author:船越幹央
博物館で学芸員をしています。また、京都市内の大学で非常勤講師を務めています。
生れ育った京都の魅力を歴史・文化財・史跡を中心にお伝えします!
やっぱり、京都は奥深い。知れば知るほど、味わい深い。このブログを読んで、京都を歩いてみてください!

[主な取材等]
テレビ:NHK「ブラタモリ~京都~」、BS朝日「京都ぶらり歴史探訪」、BS-TBS「高島礼子・日本の古都」、BS日テレ「片岡愛之助の解明!歴史捜査」ほか
新聞・雑誌:小学館「サライ」、朝日新聞、日本経済新聞ほか
見学会:「まいまい京都」ほか

ARCHIVE

秋晴れの古書市へ

京都本




百万遍古本市


 京都古書研究会は40周年!

 秋晴れに恵まれた文化の日、百万遍の知恩寺(左京区)へ「秋の古本まつり」に行ってきました。

 古本市

 毎年、春、夏、秋と京都古書研究会の古本市があるのですが、秋は会場がお寺なので、出店数も少なめ。今日は18店で、見て回るのにも楽な軒数ですね。

 そのせいかも知れないけれど、今日は余り買いたい本がなく、またいつもの通り、部屋に置き場所がないので、少ししか求めませんでした。

  日本映画発達史

 これは、田中純一郎『日本映画発達史』全5冊。
 これまで、この本は図書館で使ったりしていました。ところが、今日、写真にあるように中公文庫で出版されていることを知ったのです。文庫化は昭和50年(1975)。同61年(1986)に重版。原本を増補・訂正した定本で、値段も元値より安いので、お得です。
 日本映画の通史はいろいろありますが、本書は早い時期に書かれた大部なもので、勉強になります。


 京都本も 

 ここのところ行った仕事に関係した本も、後追い的に求めました。

  東海道中膝栗毛

 保育社カラーブックスの岩城もと子『京の味』。
 昭和41年(1966)の刊行。副題は「名所とたべもの」で、京都の各種料理の名店を紹介しています。
 ただ、半世紀前の本なので、各店の変貌もまた激しいのです。

 今日、本書を手に取ったのは、表紙写真が “二軒茶屋” だったため。
 この二軒茶屋、江戸時代に八坂神社南門前にあった2軒の茶屋が原点です。いま、その1軒、中村楼が残っていて、それが表紙写真になっているのでした。
 実は、次回にでも詳しく書こうと思うのですが、先日用向きがあり中村楼を訪ねたのでした。
 現在は、ずいぶん高級な料亭なのですが、『京の味』には「でんがくべんとう」1200円也が取りあげられています。現在の懐石料理よりはシンプルです。
 「でんがく」は、豆腐の田楽で、これが中村楼の名物なんですね。

 もう1冊は、松田修『日本の旅人10 十返舎一九 東海道中膝栗毛』(淡交社)。
 松田修さんといえば、近世文学の大家でした。代表作は『刺青・性・死』。常に異端の部分に目を向けられた研究者でした。

 「東海道中膝栗毛」、これも先ほどの用件で読んだのですが、例の弥次さん喜多さんは京・大坂にもやって来てるんですね。つまり膝栗毛は一種の京都本でもあるわけです。
 このことも、次回取り上げるつもりですが、松田先生の本、よく見てみると京都の部分は割愛されていました!
 でも、おもしろそうなので、読んでみようと思います。

 古書

 今日は、忙中閑ありの一日でした。
 古本市、11月5日まで開催です。




 秋の古本まつり

 会場  知恩寺(京都市左京区田中門前町)
 交通  市バス「百万遍」下車、すぐ
 


スポンサーサイト



コメント

非公開コメント