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PROFILE

船越幹央

Author:船越幹央
博物館で学芸員をしています。また、京都市内の大学で非常勤講師を務めています。
生れ育った京都の魅力を歴史・文化財・史跡を中心にお伝えします!
やっぱり、京都は奥深い。知れば知るほど、味わい深い。このブログを読んで、京都を歩いてみてください!

[主な取材等]
テレビ:NHK「ブラタモリ~京都~」、BS-TBS「高島礼子・日本の古都」、BS日テレ「片岡愛之助の解明!歴史捜査」ほか
新聞・雑誌:小学館「サライ」、朝日新聞、日本経済新聞ほか
見学会:「まいまい京都」ほか

ARCHIVE

【駅から、ふらっと1時間】京阪・祇園四条駅から木屋町を歩く(その3)





木屋町から先斗町を望む


 飲み屋街の魅力をもつ木屋町

 高瀬川に沿った木屋町の通り。地図で「電燈會社」となっている旧立誠小学校の場所から、さらに北へ進んで行きましょう。

 四条ー三条ルート

 このあたりは、小ぶりな雑居ビルが立ち並び、夜になるとネオンの巷と化します。

  スナック看板

 ところが、昼過ぎ頃に歩くと、 “準備中” の趣が……
 納品に来たトラックが、たくさん見られるんですよね。

 トラック

 こういう納品車を見ていると、あきることがありませんね。
 コカ・コーラ、味覇(ウェイパー)、スジャータ、KCC(おしぼり)などなど、いろいろあるんです。

 コカ・コーラの車

 これを見ていると、順々に全部写真を撮っていったら、どんなにおもしろいだろうと思うんですね(笑)
 ちょっと変な趣味ですが。


 お龍さんの寓居跡

 雑居ビル街にも、京都らしく、というべきか、史跡がたくさんあります。

 お龍寓居跡

 石標をよく見ると、坂本龍馬の妻・お龍さんが独身時代に住んでいた場所が、このあたりだと言います。
 一瞬、龍馬の寓居か? と思うのですが、よく見ると違うのです。

 この雑居ビルは、都会館という名前です。
 廊下を入ってみると……

 都会館

 あれ、「龍馬」という店が!

 スナック龍馬

 スナックらしいのですが、よく見ると「龍馬資料館」とも書いてある。たぶん、龍馬ファンの皆さんが集うお店でしょう。
 掲示板には、オーナーさんを紹介した記事が。読んでみると、前回出てきた旧立誠小学校を龍馬資料館にしようとしてが、うまくいかなかった、とか。いいアイデアだと思うんですけどね。土佐藩邸跡というだけでは、ちょっと関係が薄いんでしょうか。
 
 龍馬好きの方は、ぜひどうぞ!


 お地蔵さんも

 京都は、町々にお地蔵さんがあるので、木屋町周辺にもお地蔵さんが目立ちます。
 山崎橋と、1本上流の材木橋には、ともに西詰辺にお地蔵さんがあります。

 こちらは材木橋の地蔵尊。

 大黒延命地蔵

 大黒町にあるためでしょう、「大黒福授延命地蔵菩薩」と書かれています。

 お堂は、しっかりした覆い屋に入っており、鳩除けなのでしょう、金網が張られています。
 これまで、なにげなく通り過ぎていたのですが、今回近寄ってよく見てみると、お堂はずいぶん丁寧な造りなのです。

 懸魚

 これは懸魚(げぎょ)。
 かぶら懸魚に、左右にひれが付いています。

 そして、象鼻も!

 象鼻

 組物も立派で、六葉なども使われており、覆い屋で守るのも理解できますね。


 変わる町並み

 お地蔵さんがあるのは、高瀬川西岸の西木屋町です。
 ここには「れんこんや」といった風情あるお店もありますね。からしれんこんが名物の店です。

 れんこんや
  左が、れんこんや

 少し歩いていると、工事中の現場がありました。

 京劇ビル跡

 この辺には、昔、京劇という映画館があって、ビルは長く残っていましたが、ついに取壊しです。
 繁華街の青空が、ちょっと悲しいですね。

 反対を向くと、先斗町歌舞練場が見えます。

 先斗町歌舞練場
  奥が先斗町歌舞練場

 ここも、最近右側のビルが取り壊されました。
 近年、ビルの改築が多いですね。

 高瀬川と木屋町

 四条通から、ふらっと歩いてきた木屋町。
 ようやく別れを告げて、先斗町に抜け、鴨川方向に進みます。

 珉珉の角

 ぎょうざの珉珉のところを曲がると、鴨川と三条大橋が見えて来ます。

 そして、橋のたもとには、弥次喜多像が。

 弥次喜多像

 三条大橋を渡れば、京阪・三条駅です。

 わずか1kmの京阪・祇園四条-三条間の旅。
 このほかにも、隠された見どころもあるようですが、そちらは現地で確かめてみてください。




 【コース】
 スタート:京阪・祇園四条駅 → 木屋町通 → ゴール:京阪・三条駅 【距離:約1km】



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コメント

ブラボー

船越さま

【 駅から、ふらっと1時間 】京阪・祇園四条駅から木屋町を歩く

3回シリーズを大いに楽しませて頂きました。(^o^)/

実は・・何度も京都を訪れ、京都に憧れ、京都を敬愛して止まないのに、
一人でまち歩きをしたことがありません。

船越さまプレゼンのコースを、何時か一人で訪れてみたいと常々思って
おりましたが、この度の「祇園四条駅から木屋町」是非とも「一人」で
プラプラしようと思います。

あ~、楽しみです。小さなカメラを伴に出かけてみます。
特に懸魚と組み物が大好きなので、小さなお堂とかで発見すると(密かに)
興奮しそうです。

また、いろいろ発信下さいね。楽しみにしています。

先斗町から木屋町

いつもご愛読いただき、ありがとうございます。
新企画の第一弾、いかがだったでしょうか。

コースとしては、木屋町を真っ直ぐ北上するものにしましたが、実際に訪ねられる際は、先斗町と木屋町、さらには河原町を、行ったり来たりしつつ歩かれると面白いと思います。
先斗町と木屋町を結ぶ路地は無数にありますが、変った店や祠などもあり、楽しめます。

また、三条通より北の木屋町も、高瀬川の一の舟入跡や幕末の史跡も多々あって見どころ満載と思います。特に、一の舟入は規模を実感できるので是非行かれるとよいと思います。

次回は先斗町辺を取り上げますので、またご覧ください。

春が待ち遠しいです。

Mさんには悪いみたいですが、私は京の街の一人歩きの回数は数え切れません。

何時も、目的地へは急ぎ足で向かいますが、帰りは大抵ブラブラとカメラを提げ、出来るだけ今まで通ったことがない道を選び、民家の脇で咲いている花などにも心を留めています。

今の季節は兎も角、三条通~四条通の鴨川以西は京都でも特に暑いので、真夏の昼間に納品に携わる人々は汗だくになるでしょうね。

祇園祭の後祭の頃になると、昼間にあの辺りを普通に歩いているだけでも「此処から逃げ出したい」気分になります。

公立の資料館も必要ですが、ご紹介下さった「龍馬資料館」のような個人的な資料館も良いですね。

まあ、京都は町全体が資料館みたいなものですから、時間を気にせずに歩ける時が本当に楽しいです。

私は何時も京阪三条駅から帰途につく前に、弥次喜多像が建っている隣のコンビニで何かを買って腹拵えします。

何しろ、京阪枚方市駅からバス停10駅程の距離を自転車で坂を登りながら帰るので、空腹は辛いのです。

節分が間近になりましたが、今年は何処へ参拝しようか? それとも寒いから家に居ようか? 節分の当日の気分で決めようと思っています。

毎年のことですが、京都へ出掛けることが多くなるのは、3月の東山花灯路の頃からです。。

ご愛読ありがとうございます

いつもご愛読いただき、ありがとうございます。

2月はまだ寒いですが、3月になると、そろそろ街歩きにもよいシーズンになってきますね。
京都は見どころもたくさんありますので、今後ともいろいろなコースをご紹介していきたいと思っています。

最近は、市内でも海外旅行者が増えてきましたので、四条や河原町、有名寺社などは混雑している状況です。そのため、ちょっと外れたところ、なんでもない、観光地でもないようなところを歩くことが、これからは快適でしょう。
そんな散歩をしてゆきたいと思っています。

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