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PROFILE

船越幹央

Author:船越幹央
博物館で学芸員をしています。また、京都市内の大学で非常勤講師を務めています。
生れ育った京都の魅力を歴史・文化財・史跡を中心にお伝えします!
やっぱり、京都は奥深い。知れば知るほど、味わい深い。このブログを読んで、京都を歩いてみてください!

[主な取材等]
テレビ:NHK「ブラタモリ~京都~」、BS-TBS「高島礼子・日本の古都」、BS日テレ「片岡愛之助の解明!歴史捜査」ほか
新聞・雑誌:小学館「サライ」、朝日新聞、日本経済新聞ほか
見学会:「まいまい京都」ほか

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【新聞から】京都御所の事前予約なし通年公開が始まった





紫宸殿


 雨にしっとり、京都御所の通年一般公開スタート
 京都 2016年7月26日付 


 かねて話題になっていた京都御所の事前予約不要の公開が、7月26日(2016年)から始まりました。
 これまで予約なしの一般公開は、春と秋の年2回のみでした。

 今日は、あいにく朝から強い雨が降り続きましたが、京都新聞の見出しは「雨にしっとり」。
 
 休みは月曜日と年末年始、行事のある日で、それを除いて年間を通して公開。
 時間帯も、午前9時から午後5時まで(入場は4時20分まで)と、博物館・美術館などと同様の幅広い公開となりました。
 入場料も必要なく、無料です。

 京都御所清所門
  入口となる清所門

 清所門から入り、紫宸殿や清涼殿、さらに小御所、御学問所、御常御殿などを見られます。
 初日も、雨の中、外国人観光客も含む人たちが見学しました。

 希望者には、日本語・英語でのガイドツアーもあると言います。

 仙洞御所、桂離宮、修学院離宮でも、8月10日から、予約枠に加えて当日受付け枠(人数限定、先着順)が出来るそうです。

 清涼殿
  清涼殿

 この公開の目的については、検討段階での東京新聞の記事に次のように書かれています(2016年3月26日付)。

 [国の施設の] 一般開放の拡大をめぐっては、菅義偉官房長官が国施設の有効利用の観点から河野太郎行政改革担当相に検討を指示していた。訪日観光客の増加に向け、観光ビジョン構想会議(議長・安倍晋三首相)が今月中に取りまとめる新たな観光戦略に盛り込む。

 日本を訪れる海外ツーリストを意識したもので、観光振興の一環です。
 国の所有施設に限っての取り組みですが、文化財の「保存」から「活用」へとウェイトを移していこうとする試みです。文化財保護の観点に鑑みて、慎重に考えなければなりません。
 これについては、以前記事に書きましたので、ぜひご参照ください。

 記事は、こちら! ⇒ <京都御所が通年公開されるという報道、今年度中にも実現?>

 今日の報道は、おおむねストレートな事実を伝える程度のものでした。
 私は、以前書いたように、今回の通年公開については手放しに喜べるものではないと思っています。どんな組織が、どのような考え方、意図のもとに、これを進めているのか考える必要があります。
 京都御所などは宮内庁の所管で、文化財ではあるものの、文部科学省、文化庁とは一線を画したところに置かれています。陵墓(天皇陵古墳)と同じ構図ですね。

 今後も動きを見守ってゆきたいと思います。




 京都御所

 所在  京都市上京区京都御苑
 見学  無料
 交通  地下鉄「今出川」下車、徒歩約5分


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コメント

検索の窓があると良いなあ

いつもホウ、ナルホド、ソウカと唸らされる事仕切りでタメになる事ばかりです。
時間が経って、そうだ あの事はーーとあとでもう一度見たい時に
もうしらべようが無く諦めています。
たとえば確か円山公園で的場の店があると言う記事を今となっては再読でき無いのです。

検索について

いつもご愛読いただき、ありがとうございます。
検索について、わかりづらくて恐縮です。

過去記事の検索の方法ですが、画面の一番上の右隅に「ブログ内検索」という窓があります。
ここにキーワードを入力いただきますと、おおむね該当記事が一覧できます。
ときおり検索し切れない場合もありますが、ご活用いただけますと有り難く存じます。

よろしくお願い申し上げます。
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