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船越幹央

Author:船越幹央
博物館で学芸員をしています。また、京都市内の大学で非常勤講師を務めています。
生れ育った京都の魅力を歴史・文化財・史跡を中心にお伝えします!
やっぱり、京都は奥深い。知れば知るほど、味わい深い。このブログを読んで、京都を歩いてみてください!

[主な取材等]
テレビ:NHK「ブラタモリ~京都~」、BS-TBS「高島礼子・日本の古都」、BS日テレ「片岡愛之助の解明!歴史捜査」ほか
新聞・雑誌:小学館「サライ」、朝日新聞、日本経済新聞ほか
見学会:「まいまい京都」ほか

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この春も頑張る京都出身の力士たち - 大相撲大阪場所から -

人物




大相撲大阪場所


 満員御礼つづきの大相撲大阪場所

 ここのところ、また大相撲ブームになっていますね。
 3月になると、恒例の春場所(大阪場所)の見物に行きます。

 大相撲大阪場所

 この写真、幕内土俵入りの際に撮ったもの。
 「満員御礼」の垂れ幕が出ていますけれど、今日は正味の満員ですよ。いや、いつもは満員御礼と言いながらも結構空席が目立ったのですが、今年は本物。チケットも十五日すべて完売状態です。僅か5年前、この春場所が中止になったのが嘘のようですね。
 やはり多くの人に喜ばれ、興行が盛況になるのは結構なことです。

 ところで、相撲見物に行くとき、困るのがタイムテーブルが分かりづらいこと。
 朝から始まって、夕方6時に打出しになるわけですが、相撲協会のウェブサイトを見ても、ざっくり書いてあるだけで、詳しくは分かりません。
 そこで今回は、取組表と実際の時刻を参照しつつ、紹介してみましょう(時刻は、およその目安です)。

 前相撲    8時30分
 序ノ口    8時45分
 序二段    9時
 三段目   11時
 幕 下   13時
 十 両   14時15分
 幕 内   16時
 打出し   18時


 序二段と三段目は番数(取組数)も多いのですが、1番当り2分弱で進んでいくので、スピーディーでとても楽しめます。
 十両・幕内ももちろん面白いけれど、下の方がむしろ楽しめるような気もするのですね。


 増えてきた京都出身の力士

 一昨年(2014)春場所の際、京都府出身の力士についてレポートしました。

  記事は、こちら! ⇒ <京都出身の大相撲力士、少ないながらも奮闘中!>

 2年前、京都府出身の力士は、たった5人でした。
 ところが、今年は10人に倍増です!

 さっそく紹介してみましょう。

 千代栄 (西 幕 下 31)・・・九重部屋
 北勝芯 (東三段目62)・・・八角部屋 【旧四股名・森垣】
 琴名和 (西三段目81)・・・佐渡ケ嶽部屋
 今 福 ( 同  93)・・・二所関部屋
 一心龍 ( 同  100)・・・山響部屋
 大勇人 (西序二段 7)・・・峰崎部屋
 岩 上 ( 同  51)・・・峰崎部屋
 花 井 (東序ノ口10)・・・伊勢海部屋
 海 渡 (西序ノ口17)・・・宮城野部屋
 泉 川 ( 同  20)・・・峰崎部屋


 残念ながら、現在、京都出身の関取(幕内・十両)はいません。
 最上位は、千代栄。この力士は、福知山出身(京都共栄高校出)となっていますが、生まれは兵庫県丹波市春日町だそうです。
 三段目の北勝芯は、森垣が改名したものです。

 海渡という変わった四股名の力士がいますが、「うみわたり」と読むそうです。調べてみると、海渡海渡! 「うみわたり・かいと」。そうか、本名が海渡クンで、それを四股名にしたわけだ。

 今年は、新弟子検査を受けた京都出身者も1名いて、また力士が増えますね。


 若手もベテランも奮闘!
 
 今日、三日目に見た5力士を紹介。

 岩上
   岩上(左)

 まだ若いですね。19歳。
 昨年デビュー。自衛隊を辞めて、好きな大相撲に入ったという力士。細いけれど、筋肉質です。

 大勇人
   大勇人(左)

 昨年はケガで苦しんだようです。
 この力士も、岩上も、峰崎部屋。ちなみに、序ノ口の泉川も峰崎で、京都出身が3人いる部屋です。峰崎親方は、三杉磯(元前頭)ですね。

 琴名和
   琴名和(左)

 昨年デビュー、19歳の若手。
 佐渡ケ嶽部屋ですので、本名に「琴」が付いています。

 北勝芯
   北勝芯(左)

 以前は、本名の森垣で取っていました。
 昨年九州場所、北勝心に改名。八角部屋(親方は元横綱・北勝海)なので、「北勝」+本名「(森垣)心」。今年初場所に「心」を「芯」に変えています。

 一心龍
   一心龍(右)

 ベテラン力士。32歳。
 下の名前は「太助」。まさに、一心太助から来てますね。
 北の湖部屋でしたが、親方が亡くなったので、現在は山響部屋に所属。元の北の湖部屋にはベテラン力士が多いです。

 今日の一心龍は、今場所初めて土俵に上がった石橋(高砂部屋)との取組でした。
 石橋は、学生相撲の近畿大学出身で、注目の新人力士。もちろん、髷も結えていません。
 
 そして取組。
 応援むなしく、一心龍は寄り切られてしまいました。
 どんな心境なのかなと、いつもは考えない力士の気持ちに思いを巡らせてしまった……

 上の写真でも分かるように、たくさんのカメラマンが石橋目当てにフラッシュをたいていました。
 翌日のスポーツ紙には、石橋の初白星の記事が。
 
 テレビ中継やマスコミの報道だけでは分からない場所での相撲。
 幕下までは会場もガラガラだけど、そこには一番に全てを懸ける男たちがいます。

 大相撲大阪場所




 【参考文献】
 『平成二十六年度 大相撲力士名鑑』ベースボール・マガジン社、2014年


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