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船越幹央

Author:船越幹央
博物館で学芸員をしています。また、京都市内の大学で非常勤講師を務めています。
生れ育った京都の魅力を歴史・文化財・史跡を中心にお伝えします!
やっぱり、京都は奥深い。知れば知るほど、味わい深い。このブログを読んで、京都を歩いてみてください!

[主な取材等]
テレビ:NHK「ブラタモリ~京都~」、BS-TBS「高島礼子・日本の古都」、BS日テレ「片岡愛之助の解明!歴史捜査」ほか
新聞・雑誌:小学館「サライ」、朝日新聞、日本経済新聞ほか
見学会:「まいまい京都」ほか

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【新聞から】ついに実現 !? 琵琶湖疏水で夢の船下り!

洛東




琵琶湖疏水


 琵琶湖疏水に観光船 桜の季節に試験運航
 各紙 2014年12月19日付


 明治時代、京都を復興する大プロジェクトとして実現した琵琶湖疏水(そすい)。
 琵琶湖(滋賀県大津市)と京都市を結ぶ水路で、現在も京都市民の飲料水を運んでくる重要な存在です。
 歴史的には、水力発電によって日本初の市街電車を走らせたり、工業動力となったり、別荘の庭に流れる水になったりしました。

 その中で、昭和初期まで盛んに利用されたのが、舟運でした。とりわけ、鉄道が未発達な時代には、物資や旅客の運搬に用いられました。
 水路から一旦船を陸に揚げて運ぶ「インクライン」が名物で、現在も南禅寺に程近い蹴上(けあげ)ではその様子が復元されており、往時の雰囲気が忍べます(冒頭の写真)。

 琵琶湖疏水
  インクラインと船溜り

 その琵琶湖疏水で、2015年、観光船の試験運行が行われることになりました。
 京都市、大津市、京阪電鉄、JR西日本などによる実行委員会で示されたプランは、おおむね次の通りです。

 ・2015年3月下旬から5月の大型連休にかけて行う。
 ・第一疏水の大津・取水口から京都・蹴上へ、下り方向のみで運航。
 ・乗船場は、大津、山科、蹴上に設ける。
 ・距離は約7.8㎞で、70分ほどかけて走る。
 ・船は、8人乗り(乗客は6人)の屋根付きモーターボート。
 ・乗客となるモニターを市民や観光客から募集。
 ・土・日曜に有料で実施予定。
 ・運航は民間事業者が請負い、今後の採算等を見極める。

 琵琶湖疏水
  第3トンネルを抜けた九条山付近

 桜の時期は、山科あたりの桜がさぞかし綺麗でしょうね!
 運航区間にはトンネルが多く、約2.4㎞の第一トンネルをはじめ、全体の約4㎞はトンネルです。やっぱり光の演出をするのか、それとも別の楽しみ方があるのか?
 1時間以上の乗船ですから、ただ乗っているだけでは間が持ちません。船頭さんがガイドするにも限界があるし、飲食するには船内が狭いかも。どんな乗り方が楽しいか、みんなで考えられたらいいですね。

 話題が尽きない琵琶湖疏水の船下り。
 近代化遺産としても貴重な疏水を体感できる観光船就航は楽しみです。
 泉下の田辺朔郎博士も、きっと喜んでおられることでしょう。

  田辺朔郎像
   田辺朔郎博士像


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