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PROFILE

船越幹央

Author:船越幹央
博物館で学芸員をしています。また、京都市内の大学で非常勤講師を務めています。
生れ育った京都の魅力を歴史・文化財・史跡を中心にお伝えします!
やっぱり、京都は奥深い。知れば知るほど、味わい深い。このブログを読んで、京都を歩いてみてください!

[主な取材等]
テレビ:NHK「ブラタモリ~京都~」、BS-TBS「高島礼子・日本の古都」、BS日テレ「片岡愛之助の解明!歴史捜査」ほか
新聞・雑誌:小学館「サライ」、朝日新聞、日本経済新聞ほか
見学会:「まいまい京都」ほか

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【大学の窓】今年気付いた些細なこと、二、三

大学の窓




  大学図書館


 図書館の飲食

 大学に出講し始めて、早いものでもう6年。
 担当授業のキャンパスも、当初と現在では変わりました。

 いつも大学図書館を利用しているのですが、時折、学生が飲み物を飲んでいるのが気になっていました。
 昔から図書館では飲食禁止が常識、今の学生は知らないのかなぁ、と半ば呆れ、半ば憤っていました。

 ところが、あるとき変な貼り紙に気付いたのです。
 そこには、<図書館内で飲み物をこぼして他人のノート等を汚した場合、こぼした人の責任です>という意味のことが書いてある。
 私は、そもそも飲食禁止なのに、この貼り紙自体おかしいのではないか? と疑問に思っていました。
 大学の先生に話しても、なんだろうね、といった反応です。

 ところが先日。
 図書館のウェブサイトを見ていて驚きました。
 今年6月から、館内での飲み物が許可されていたのです!
 理由は、長時間館内にいる場合、脱水症状になるケースもなくはないので、ペットボトルなど蓋付きのものは認める、ということでした。

 確かに、ニュースで、室内でも脱水症状になるとは聞いていますが、空調の効いた図書館でなるのかなと、やや不思議ですが、ともかくも飲み物が認められていたのでした。
 いや、学生に注意しなくてよかった(笑)


 ベンチ

 先週、朝、大学構内に入って気付いたことがあります。

 “ベンチが増えた”

 ベンチ

 キャンパス内には、3人掛け位のベンチがあるのですが、今まで飛び飛びに設置されていたものが、間隔を詰めて設置されています。どうも増設されたらしい。

 昨年度の写真を見ると、ある校舎の前には全くベンチがありません。ところが、今年度はその前にもベンチがあります。そしてさらに増設したようなのです。

 なんで、こんなにベンチが要るのだろうか?

 私の授業が終わると昼休みになります。キャンパスには、どっと学生があふれます。
 見回すと、ベンチに座って食事をしている学生が多いのです。
 なるほど、ベンチは食事スペースなのですね。

 私が学生の頃は、みんな「学食」で食べていたものです。当時は、コンビニもなく(今の学生に言うと不思議がられるのですが)、学食でとるくらいしか方法がなかったのです。
 いまでは、コンビニもあるし、学内でもたくさん弁当を売っています。それを食べるスペースが必要になってくるわけです。

 最近では、ひとりで昼食をとることは恥ずかしいという風潮もあるそうですが、ベンチに座ってひとりで食べている学生も結構いますね。

 ちなみに、昔は校舎前にはベンチはほとんどありませんでした。なぜなら、学生が自転車を停めていたからです。
 じゃあ、いまはどこに停めるかといえば、集約的に駐輪場ができて、そこに駐車するようになりました。警備員さんが指導して停めさせています。


 指導法

 学生をどう指導するかは、永遠の課題です。昨年の今頃は、ものすごく悩んでいた記憶があります。
 今年は、自分の中では少し開眼した気がしています。

 私の授業は1回生の演習なので、テーマを決めてグループ研究させています。彼ら彼女らにとって一番むずかしいことは、大きなテーマを決めた上で、そこに「問題」を見出す(設定する)ということのようです。
 高校までの勉強では、問題は先生が決めてくれていましたが、大学の研究では問題を自分で設定しなければならないのです。どうやら、これが困難らしい。
 
 そこで、今年私がやり始めた指導法は、僕だったらこうやる、というもの。
 学生は、いろいろ調べては来るものの、そこに問題設定することができません。そこで私が、その情報を聞いて、「例えば僕だったら、こういうふうにやるかな」などと言って、考え方、進め方の一例を示すのです。
 結果的に、学生がそれをマネすることもあるし、しないこともあるけれど、研究の方法を知ってもらうには有効かなと思い始めています。

 これには副次的効果もあって、私自身のトレーニングになっています。昔教えてもらっていた森浩一先生は、よく「頭の柔軟体操」という言葉を使っていた気がしますが、さまざまなテーマにどう切り口を作るかを考えさせられるので、いい訓練になりますね。
 
 授業では、現在、各グループの研究発表の真っ只中。
 またどんな発表が聞けるか、楽しみです。


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