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船越幹央

Author:船越幹央
博物館で学芸員をしています。また、京都市内の大学で非常勤講師を務めています。
生れ育った京都の魅力を歴史・文化財・史跡を中心にお伝えします!
やっぱり、京都は奥深い。知れば知るほど、味わい深い。このブログを読んで、京都を歩いてみてください!

[主な取材等]
テレビ:NHK「ブラタモリ~京都~」、BS-TBS「高島礼子・日本の古都」、BS日テレ「片岡愛之助の解明!歴史捜査」ほか
新聞・雑誌:小学館「サライ」、朝日新聞、日本経済新聞ほか
見学会:「まいまい京都」ほか

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1年後に歩道の拡幅が完成する四条通、その後どうなる?





四条通


 歩道が拡幅される四条通

 京都の繁華街といえば、「四条河原町」という地名が象徴するように、四条通と河原町通が最もにぎやかですね。

 この2つの通りは、周辺の通り、例えば三条通や寺町通と比べれば、はるかに広い幅になっています。近代化の中で拡幅された片側2車線の道路です。

 この四条通、ついに歩道が拡幅、車道が減少します。
 これは今後の全国的な流れといってもいいでしょう。大阪でも、メインストリートの御堂筋の側道を歩道化する構想が浮上しています。“歩きやすい街”がはやりですね。


 計画の詳細は?

 四条通
  四条通

 現在の四条通。
 4車線(片側2車線)で、アーケード付きの歩道があります。
 この歩道ですが、あまり広くはありません。

 四条通

 7月17日の朝の歩道。山鉾巡行を待つ人たちですが、ボックスの上に座る外国人ツーリストも!
 歩道の幅は、現在3.5mなのだそうです。
 歩いた方ならすぐわかるように、四条大橋-四条河原町-四条寺町あたりは、土曜や日曜は常に混雑しています。バス停もありますから、その付近は特に混みます。

 これが次のように変わるそうです。

 ・4車線を2車線に削減する。
 ・歩道幅を3.5mから6.5mに拡大する(箇所によって異なる)。
 ・バス停を現在の16か所から4か所に集約する。


 四条通
  歩道が約2倍の広さに!

 つまり、車道がこれまでの6割の幅に縮小され、歩道が2倍近い広さになります。
 アーケードは現在のものを使用し続けるため、車道側は屋根なしですね。
 バス停も、「四条高倉」と「四条河原町」に集約されます。

 そのほか、

 ・タクシ-乗り場2か所の設置(大丸前、高島屋前)
 ・乗降や荷降ろしのための短時間停車スペース(アクセススペース)の設置

 といったプランも。

 私もクルマを運転しますが、河原町通や烏丸通(南北の通り)はよく走っても、東西の四条通は余り通りませんね。
 東西は、むしろ丸太町通とか御池通、あるいは南の方では五条通などを通行します。つまり、現在でも、狭くて混む四条通は避けているわけです。
 そのため、今回の車道縮小が実施されても、さほど影響を受けないでしょう。
 むしろ、四条通は歩いて通ることが多いので、歩道拡幅は歓迎です。四条河原町-寺町あたりは、混雑して結構イライラするんですね、いつも。

 京都に限らないのですが、関西は路上駐車が多いので、片側2車線も実質上は1車線と同じ。そのため、今回の施策もマイナスの影響は少ないのではないでしょうか。むしろ違法駐車が減ってよいかも?
 昼間の四条通は、主にバスやタクシー用の道路という感覚になっていけばよいと思います。


 約1年で完成する

 対象区間は、川端通から烏丸通の間(約1.1㎞)。
 工事は、2014年11月17日から開始され、まずは柳馬場通-富小路通から着工。翌2015年10月末に完了する予定です。
 もともとは今年度(平成26年度)の事業でしたが、1年ほどずれ込んだことになります。総事業費は、約29億円だそうです。

 新しい四条通、どんな姿になるのか注目しましょう。




 四条通

 所在 京都市下京区御旅町ほか
 交通 地下鉄「四条烏丸」、阪急電車「烏丸」下車、すぐ



 【参考文献】
 「歩くまち京都推進室からのお知らせ」京都市都市計画局、2014年11月


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