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PROFILE

船越幹央

Author:船越幹央
博物館で学芸員をしています。また、京都市内の大学で非常勤講師を務めています。
生れ育った京都の魅力を歴史・文化財・史跡を中心にお伝えします!
やっぱり、京都は奥深い。知れば知るほど、味わい深い。このブログを読んで、京都を歩いてみてください!

[主な取材等]
テレビ:NHK「ブラタモリ~京都~」、BS朝日「京都ぶらり歴史探訪」、BS-TBS「高島礼子・日本の古都」、BS日テレ「片岡愛之助の解明!歴史捜査」ほか
新聞・雑誌:小学館「サライ」、朝日新聞、日本経済新聞ほか
見学会:「まいまい京都」ほか

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【大学の窓】スマホ時代に対抗する授業の工夫あれこれ

大学の窓




  キャンパス風景


 スマホや居眠り、大学生の生態が新聞にまで…

 今日(2014年11月6日)の日経新聞夕刊に、「学生 講義に集中を/大学、工夫でやる気醸成」という記事が出ています。

 授業中にもかかわらずスマホを見たり、私語をする、居眠りをするといった学生が後を絶たないため、大学側があの手この手で、授業に集中してもらおうと工夫している、というもの。

 たしかに、大学の先生と話していると、私語をしている学生を怒鳴りつけた、なんていう話を聞きますね。
 遅刻を注意する、帽子をかぶって受講している学生を叱る、などという場面は私も目撃したことがあります。
 私の同僚は、以前、ある大学に出講し、昼休み明けの授業を担当していたのですが、教室に入って授業を始めても“丼めし”を食べている学生がいて、激怒したといいます。

 居眠りは他の学生に迷惑をかけないからいいけれど、私語はうるさいからダメ、という話も、もう過去のもののよう。いまは、一所懸命勉強してもらうために、大学側が工夫する時代のようです。


  工夫あれこれ

 記事には、いくつかの事例が紹介されています。

 京都産業大学のある授業では、その日の座席をクジ引きで決めるそうです。
 ディスカッションする場面もあるようで、知らない相手だと緊張感をもって臨めるといいます。
 たしかに、任意に座らせると仲間同士で固まりますから、私語も増えるし、やる気が削がれますね。

 大阪成蹊大学のスポーツマネジメントの授業では、先生が事前に20分程度の“予習用動画”を作成し、You Tube にアップするので、学生はそれを見てから授業に出るそうです。

 えらいなぁ、この先生!

 毎週20分間の動画を作るなんて、すごい労力でしょう。
 それでも、思った以上に動画を見る学生が多いそうで、効果はあるようです。

 もちろん、授業をどう行うかという工夫は、昔から行われてきました。
 たとえば、近年話題になったものに、灘中学・高校で教鞭をとられた橋本武氏の「銀の匙(さじ)」の授業がありますね。出て来る言葉、事柄に着目して、それを生徒に調べさせて語彙力や知識をアップさせる方法です。
 
 私の大学での授業は、演習なので上記の話とは少々異なります。それでも、仕事柄、大人向けの研修で話すこともあり、また逆に受講者になることもあります。
 アトランダムな座席やディスカッションを取り入れた方式は、もはや当たり前。また、パワーポイントを使って視覚的に訴えるケースがほとんどです。
 パワーポイントは本当の理解力につながらない、といって反対する方もいますが、私も話をするときは積極的に使っています。それも、かなり多くの枚数のスライドを用意します。図表や写真を用いて、あきられずに、理解を助ける、という工夫(のつもり)です。

 みなさんは、この話、どう思われるでしょうか?
 手取り足取り、至れり尽くせりで、大学生なのに小学生みたい--という気もしますが……

 やっぱり教育は難しいです。


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