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船越幹央

Author:船越幹央
博物館で学芸員をしています。また、京都市内の大学で非常勤講師を務めています。
生れ育った京都の魅力を歴史・文化財・史跡を中心にお伝えします!
やっぱり、京都は奥深い。知れば知るほど、味わい深い。このブログを読んで、京都を歩いてみてください!

[主な取材等]
テレビ:NHK「ブラタモリ~京都~」、BS-TBS「高島礼子・日本の古都」、BS日テレ「片岡愛之助の解明!歴史捜査」ほか
新聞・雑誌:小学館「サライ」、朝日新聞、日本経済新聞ほか
見学会:「まいまい京都」ほか

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きょうの散歩 - 三条大橋から、嵐山・松尾大社まで、江戸時代のガイドブックに沿って歩いてみる - 2014.10.19 -

洛西




妙心寺総門前


 “散歩”を越える、今日の散歩は「京城勝覧」のコースを歩く

 ひとから、よく歩くね、と言われることが、しばしばあります。
 昔から歩くことが好きなので、ちょっとした距離だと歩いてしまう。たまには、意識的に長い距離を歩くこともあります。

 今日は、出講している大学の授業で現地見学会なのですが、毎年のテーマは<貝原益軒「京城勝覧」を歩く>。
 江戸時代のガイドブック「京城勝覧」に紹介されているコースを歩くものです。
 宝永3年(1706)に出版されました案内書。京都の名所を全17日で見尽せるように、17のモデルコースを示しています(一部、近江を含む)。

 授業では、毎年、1コース(1日分)を見学していて、今年は第7日です。

 三条大橋
  スタートの地、三条大橋

 貝原益軒のイメージでは、スタートは東海道の終点・三条大橋あたりでしょうから、そこから始めて、以下の各所を回ります。

 妙心寺 → 仁和寺 → 嵯峨(釈迦堂、二尊院、天竜寺など) → 嵐山 → 法輪寺 → 松尾大社 → 梅宮大社 → 広隆寺 (主なもの)

 つまり、嵯峨や嵐山といった京都の西郊(洛西)ですね。
 距離は、行き帰りで“5里半余り”と書いていますから、22km程度ということになります。

 もちろん授業では、この一部を見るだけで、松尾大社や梅宮大社に行く予定。また「京城勝覧」にはないけれど、蛇塚古墳も見ます。
 
 そのため、集合場所は、西京区・松尾大社。
 集合時間は、午後1時。

 松尾大社
  松尾大社(西京区)

 そこで、思いついたのです。
 朝、三条大橋を出発して、午後1時に松尾大社に着くように歩けばいいわけだ、と。
 われながら、いいアイデア。しかし、ひとから見れば無謀かも?

 調べてみると、三条大橋-松尾大社は、益軒の薦める名所をめぐって、約14km。
 歩くだけなら、4時間あれば、お釣りが来そう。
 ただ、ひとつひとつの寺社を拝観していると時間切れになりそうなので、門前、社頭で拝するだけという簡略化作戦で行くことにします。

 ということで、ここまでは前日に書きました。
 この先は、当日、歩き終わった後にリポートしようと思います。果たして、ゴールにたどりつくのか ?!

 


 松尾大社

 所在 京都市西京区嵐山宮町
 拝観 境内自由
 交通 阪急電車「松尾」下車、徒歩約3分



 【参考文献】
 「京城勝覧」(『新修京都叢書』所収)
 『京都府の歴史散歩 上』山川出版社、2011年


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