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船越幹央

Author:船越幹央
博物館で学芸員をしています。また、京都市内の大学で非常勤講師を務めています。
生れ育った京都の魅力を歴史・文化財・史跡を中心にお伝えします!
やっぱり、京都は奥深い。知れば知るほど、味わい深い。このブログを読んで、京都を歩いてみてください!

[主な取材等]
テレビ:NHK「ブラタモリ~京都~」、BS-TBS「高島礼子・日本の古都」、BS日テレ「片岡愛之助の解明!歴史捜査」ほか
新聞・雑誌:小学館「サライ」、朝日新聞、日本経済新聞ほか
見学会:「まいまい京都」ほか

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きょうの散歩 - 吉水弁財天堂と「舞妓はレディ」 - 2014.9.16

洛東




吉水弁天堂


 円山公園の奥にある吉水弁財天

 先日から、弁天さんなど七福神をお詣りして回っているので、今日もぶらぶらと円山公園へ。
 公園の南側の舗装路を上って行くと「左阿弥」があり、その先に吉水弁財天堂があります。

 吉水弁天堂
  吉水弁財天堂

 意外に開けた場所にあり、脇の木陰はタクシーの格好の休憩場所になっていて、少しイメージとは違いました。
 「吉水(よしみず)」というと、叡山を下りた法然上人が房を開いたところで、その名称から分かるように、いい水が湧いていたのでしょう。

 吉水弁天堂

 弁天さんの境内にある吉水の井です。
 こういう水のよいところに弁天さんが祀られるのも、うなずけます。

 吉水弁天堂

 ここも水の入った桶を奉納するのですね。

 吉水弁天堂

 桶とともに、水に関係があるものも!
 珍しいとも言えないのですが、虹梁の間にある龍の彫り物です。
 できも、まずまず。結構リアルな感じなので新しそうですが……
 と思って、右を見ると記念碑が。
 裏面に、このお堂がいつ建てられたか、経緯が略記してありました!

  吉水弁天堂
  弁財天堂再建記念碑

 この碑の裏面には、お堂が明治34年(1901)に壊れたため再建し、明治44年(1911)に竣工したと記されています。
 明治末ですか、かなり新しいですね。といっても百年前のわけですが。

 伝えるところでは、この弁天さんは、慈円(鎌倉時代の天台座主で「愚菅抄」を著した高僧。慈鎮)が叡山から勧請したのだといいます。
 いま弁財天堂は安養寺が管理されていますが、もともとは安養寺の鎮守だったのでしょう。
 
 このあたりは、意外に外国人の方が多くて、びっくりしました。


 京都もの映画「舞妓はレディ」

 そのあと、またぶらぶらと歩いて三条あたりに行き、映画館で「舞妓はレディ」を見ました。

  舞妓はレディ

 顔出し看板。
 公開前日の先週金曜日、四条河原町の交差点で、この顔出し看板を持ち出してキャンペーンをやっていました。
 そのときは、映画を見るはずもない海外ツーリストがよろこんで撮影!

 平日の昼間なのに100人くらい入っていて大盛況 !! さすが地元。作品は、タイトルもそうだけれど、さまざまな面で「マイ・フェア・レディ」を下敷きにしています。オードリー・ヘップバーン主演の映画「マイ・フェア・レディ」は、今年で公開50年。まぎれもなくオマージュなのですね、この作品は。
 主演の上白石萌音(もね)さんが、とても歌が上手で感動します。将来期待される若手の女優さん。
 京都出身の俳優さんが脇を固めていて、田畑智子さん、岸部一徳さんら。富司純子さんも大阪育ち、高校は京都ですから、安心して見ていられます。とりわけ田畑さんは、祇園の料亭の娘さんですから、ちょっと年嵩の舞妓さんというのは適役でしょうね。
 かなり、言葉(お国ことば)をめぐる物語になっていて、はじめ京都の観客にはどうかなと思いましたが、終映後のお客さんの雰囲気は楽しそうでした。

 映画館を出ると……

  舞妓はレディ

 舞妓さんが見に来てる -- わけじゃないですよ(笑) いわゆる“変身舞妓”っていうもの? それともキャンペーンの一種 ?? 3人とお付きの方が、映画館に入って行かれました。

 京都らしい微笑ましいシーンでした。




 吉水弁財天堂

 所在 京都市東山区円山町
 拝観 境内自由
 交通 市バス「祇園」下車、徒歩約15分


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