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PROFILE

船越幹央

Author:船越幹央
博物館で学芸員をしています。また、京都市内の大学で非常勤講師を務めています。
生れ育った京都の魅力を歴史・文化財・史跡を中心にお伝えします!
やっぱり、京都は奥深い。知れば知るほど、味わい深い。このブログを読んで、京都を歩いてみてください!

[主な取材等]
テレビ:NHK「ブラタモリ~京都~」、BS-TBS「高島礼子・日本の古都」、BS日テレ「片岡愛之助の解明!歴史捜査」ほか
新聞・雑誌:小学館「サライ」、朝日新聞、日本経済新聞ほか
見学会:「まいまい京都」ほか

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今日は、朝から地蔵盆

その他




地蔵盆


 8月下旬の週末は、地蔵盆 

 京都では、8月下旬の週末は、どの町内でも地蔵盆です。

 今日は8月23日(土)。
 うちの町内は、今年(2014年)は今日が地蔵盆です。
 数年前までは、土曜日曜と2日間で行っていたのですが、お世話する側の事情で1日に縮まりました。少しずつ簡素化していくというのか、コンパクトになってきて、以前行われていた「足洗い」という慰労会も今はやっていません。

 京都では、各町内にお地蔵さんを祀っています。他地域から来た人が見ると驚くそうですが、とてもたくさんあります。どちらも、家並みにくっつくような小さな祠を設け、そこにお祀りしています。お地蔵さんは石造が多くて、うちの町内も素朴に石を彫ってつくられています。
 地蔵盆は、もともとは旧暦の7月24日(24日はお地蔵さんの縁日)に行われていた行事です。現在では8月24日ということになりますが、やはり土日に行うのが都合がよいため、その時期の週末に行われます。
 お地蔵さんは子供を守護されるということから、地蔵盆は子供の行事で、小さな子供たちがお地蔵さんの前に集まって、ゴザの上でいろんなことをやって楽しむ、という感じでしょうか。

  地蔵盆

 これは、うちの町内の予定表ですが、10時から開始し、事前に買っておいたお菓子を配り、ゲームなどをします。
 正午にお昼ごはんを食べるのですが、近年はマクドナルド! を買ってきますね。まあ、これも時代の流れです。子供が喜びますからね。
 午後は、2時にゲーム、かき氷、そして景品が当たる福引と続きます。そのあと大人の福引もあるんですね。
 4時で終了です。

 以前、2日日程のときは、夕暮れ時に消防署から借りてきた防災映画の上映(壁に映す)などもやっていました。
 また、私が子供の頃、実家の地蔵盆では珠数まわし(大きな数珠を子供たちが回していく)も行っていたような気がします。


 朝7時からテント建て

 昼間、子供のお世話は地域の奥さん方にやっていただくのですが、われわれ男性陣は早朝から準備を行います。
 毎年、午前7時からテント建てが始まります。

 地蔵盆

 少し分かりづらいのですが、運動会で張るようなホロを掛けたテントを張ります。
 まず、近所の倉庫からテントの骨組み(鉄パイプ)、ホロ、提灯、そして床几(しょうぎ、木製の腰掛け)や備品を運び出します。
 続いて、テントの骨を組み立て、屋根部にホロを掛けて、立ち上げます。骨組みを立てるのには最低6人必要なので、朝の作業は10人弱くらいでやっています。

 ちなみに、テントを張っている場所ですが、路上です!
 昔から、路上でやっている町内も多いと思います。これは、お地蔵さんが路傍にあるためでしょう。
 私の実家の方では、町会所があったため、そこでやっていましたが、これもお地蔵さんが会所のすぐ近くにあったためだと思います。

 テントが張れると、お地蔵さんの名前が入った提灯をぶら下げます。
 正面の白い大きなものは、左右の電柱にロープを張って吊っています。
 小さな赤いものは、子供さんの名前が入っている奉納品です。

 あとは、お地蔵さんを洗って、前掛けも地蔵盆用の紫色のものに代え、祠の破風にも紫の幕を張り、供花をそなえます。
 写真に写っている紫色の幕は、いつも破風の木に画鋲で留めています! このへんの感じが何とも町内なんですよ。

  地蔵盆

 おもしろいのは、お札づくり。
 地蔵盆では、町内のお宅から寄付をいただくのですが、その皆さんに家に貼っていただくお札をお渡ししています。そのお札を当日朝に作るのです!

 地蔵盆
 
 実に古そうな版木を使って、そこに墨を塗り、切った半紙に押していきます。地蔵尊の朱印も押して完成。
 もともと墨ではなくて黒のスタンプでやっていたのですが、スタンプを買い替えていないので何年もインク切れ状態! そのくせ翌年になっても新品を買い忘れてしまっているという、このへんの感じもいいんですね(笑)

 お札は30枚くらい作るのですが、きれいに押すのが難しい。今年は子供たちが手伝いました。

 あとやることは、お賽銭の勘定。
 ほとんど5円玉と10円玉です。
 のちほど郵便局でお札に交換されます。会計も報告されていて、きっちりしています。

 こんなふうに準備が進み、今年は8時半頃に終了しました。
 私は、今日は仕事のため、そのあとに出勤!

 地蔵盆は年に一度なので、段取りも結構忘れたりします。それでも思い出し、少々の工夫もしながら続けています。
 うちの町内は、京都の近郊農村的な地域ですが、それなりに歴史もあると思います。そのため、古くから住んでいる方と新しく来た方とが混じっている町内です。新旧入り混じって準備していますが、最近はマンションもできてきて、少し様変わりかも知れません。

 われわれの中では、お地蔵さん脇のお宅のおじさんが最長老だったのですが、昨年の地蔵盆のあとに亡くなりました。
 それでも、今年は中高生の子供たちも手伝ってくれて、滞りなく準備できました。

 「地蔵盆」というと、なにか“伝統行事”のように思われ、事実そうなのですが、やっている私たちにとっては“今”の行事です。なので、思われているほど意識してやっているわけではありません。
 それでも、行うためには、やり方の引き継ぎも必要なので、おそらくそれが伝統と呼ばれるものになっていくのでしょう。ただ、それも過度にカッチリと守られているわけでもなく、かなり柔軟に、あるいはアバウトに変わっていきます。それが現実的な行事のあり方だし、「伝統」というものの実態だとも思うのです。

 ふだん仕事にかまけている私にとって、地蔵盆は「地域で暮らす」ということを毎年考えさせてくれる、とてもよい機会になっています。


 最後に、京都市が実施した地蔵盆に関するアンケート(平成25年度)から、その現状に関する結果をご紹介しておきましょう。

・お地蔵さんを祀っている自治会、町内会…71%
・地蔵盆を行っている自治会、町内会…79%
・お地蔵さんのある自治会、町内会では…94%が地蔵盆を行った
・ないところでも…34%が地蔵盆を行った
・開催日数は…1日間が78%、2日間が19%
・開催場所は…祠の前(39%)、個人宅(23%)、
      ガレージ等の空地(17%)、集会所・公園等(12%)、
      道路上(11%)
・行事プログラムは…お菓子配り(91%)、福引(68%)、
          僧侶の読経(52%)、珠数まわし(43%)

   ※京都市「京都をつなぐ無形文化遺産」ウェブサイトより


  地蔵盆 お地蔵さん




 地蔵盆

 所在 京都市内各町内
 時期 毎年8月24日頃

 

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コメント

偽装残留孤児・障害者・帰化人・結婚・離婚を疑え

まともに仕事をしない議員と公務員にもの申す。神戸、大阪市は様々な改革を進めているのでまだまとも。京都市の腐敗ぶりはもっと根が深い。醍醐東市営住宅は一応立て前は公開抽選に当選しないと入居できない事になっているが老朽化したコンクリートブロック住宅を建て替える際先ず醍醐中市営住宅を5棟を新築しそこに全世帯入居させた。そこで終わらず、その少し上の丘陵地に醍醐東市営住宅を20棟新築した。その醍醐東市営住宅に一旦中市営住宅に入居して1年半程度しか住んでいない世帯を数件再入居させるという裏技を使った。引越しの度にかかる引越し費用は全て京都市の公費つまり税金である。その東市営住宅には京都市の元正職員や現職員家族関係者が現在も住む。名義は無職の職員家族になっているが元職員の老夫婦もいる。団地の約半分の世帯がペットを飼育。偽装の精神疾患や障害者が殆どその人間達に共益費や駐車場代金を集金させそのうちの4割程度を助成金等と称して一部の人間達に手渡していた。表向きは団地住民の為に使うという事になってはいるが領収書等の報告義務はないので一部の人間にわたる。これら政務活動費を偽宗教法人に垂れ流した市議が庇護する地域での出来事。他にも生活保護を受給し続けベンツ2台所有し山科区に家を建て古い家財道具を公費で処分させた女。深夜に床を鈍器のようなもので殴り続け階下女性宅へ騒音を出す女、偽装障害者は出かける時だけ車椅子に乗り普段は共用廊下に置きっぱなし、犬の予防接種も無料、偽装残留孤児の女は20年以上生活保護を受給し車を所有し週末になると男が出入りし男の黒の大型車は団地の駐車場の来客用スペースにに堂々と止めている。そしてシラをきれるようあらゆる不正不法行為は閉庁後に行われている。それらを黙認しているのはそれらを取り締まるべき筈の市職員も地区出身者が殆どで指定職と呼ばれる係長以上の職員もこの地区出身者が突出している。
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