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PROFILE

船越幹央

Author:船越幹央
博物館で学芸員をしています。また、京都市内の大学で非常勤講師を務めています。
生れ育った京都の魅力を歴史・文化財・史跡を中心にお伝えします!
やっぱり、京都は奥深い。知れば知るほど、味わい深い。このブログを読んで、京都を歩いてみてください!

[主な取材等]
テレビ:NHK「ブラタモリ~京都~」、BS朝日「京都ぶらり歴史探訪」、BS-TBS「高島礼子・日本の古都」、BS日テレ「片岡愛之助の解明!歴史捜査」ほか
新聞・雑誌:小学館「サライ」、朝日新聞、日本経済新聞ほか
見学会:「まいまい京都」ほか

ARCHIVE

<まいまい京都>で、東福寺のツアーに行ってきました!

洛東




東福寺三門


 和気あいあいとした楽しいツアー

 とびとび連休初日の4月26日(土)、京都の町めぐりツアーを開催している<まいまい京都>さんのツアーに行ってきました。

 題して、《 建築史探偵団と東福寺へ! おもしろ伽藍進化論~進化する寺社建築!? たてものウォッチングの楽しみ方~ 》。

 ツアーの様子は、⇒ <まいまい京都 Facebook> で!

 テーマは、寺社建築。場所は、東福寺。

 私も折にふれて見学会や講座をやっていますが、まいまい京都は参加者が和気あいあいとしていて、とても楽しいですね!

  東福寺で解説中
   南大門で解説中

 年齢も20歳代から70歳代くらいまで幅広く、女性の方と男性の方もほぼ半々でした。京都在住でない方も多く、関東からの参加者も!
 いつも参加されている方は顔見知りのようですし、初めての方もすぐに溶け込める雰囲気です。
 2時間のご案内後、東福寺駅の近くで昼食をとりながら、いろいろ話せたのもよかったですね。

 東福寺は、隠れた“門の名所”なので、今回は門の話が多くなりました。みなさん、これまで門は「くぐるだけ」という感じだったと思いますが、ちょっと見直してもらえたと思います。門好きの私としては、うれしい限り。

  東福寺三門 東福寺三門の「太閤柱」

 例えば、豊臣家が補修した三門の「太閤柱」。この柱一本(というか4本あります)を見るだけでも、京都の寺社普請に苦労させられた豊臣家の心境がしのばれます……


 変わっていくから、おもしろい !!

 案内のベースにあったのは、建物は出来た時が「完成」なのではなく、使われ始めてから「変化」してゆき、いつまでも「未完成」であるところがおもしろい、というものです。
 なんといっても、生身の人間が使うわけですから、好き勝手に改築したり、大切に修理したり、よそから移築してきたり、どんどん姿を変えていきます。でも、そこが人間くさくていいんですね。
 昔の人には「文化財保護」なんていう概念はありませんから、古い建物にも手を入れていきます。

 東福寺浴室
  東福寺浴室

 例えば、この浴室も、かつては屋根が大胆に改造されていました。それが、昭和初期の解体修理で当初の形に復元されたのです。

             東福寺で解説中
              浴室前で解説中


 一風変わったテーマ「伽藍進化論」は、使う人の事情で「淘汰」され変わっていく建物の「進化」のさまを、じっくり考えてみようという趣旨でした。

 今までより近寄って建物を見て、細かいところを観察していくと、意外な事実への糸口が隠されていたりします。ぜひ、撫でるようにして見てみてください。

 参加者のみなさん、事務局のみなさん、ありがとうございました!
 また、お会いできることを楽しみにしています !!



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