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PROFILE

船越幹央

Author:船越幹央
博物館で学芸員をしています。また、京都市内の大学で非常勤講師を務めています。
生れ育った京都の魅力を歴史・文化財・史跡を中心にお伝えします!
やっぱり、京都は奥深い。知れば知るほど、味わい深い。このブログを読んで、京都を歩いてみてください!

[主な取材等]
テレビ:NHK「ブラタモリ~京都~」、BS-TBS「高島礼子・日本の古都」、BS日テレ「片岡愛之助の解明!歴史捜査」ほか
新聞・雑誌:小学館「サライ」、朝日新聞、日本経済新聞ほか
見学会:「まいまい京都」ほか

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【大学の窓】そして、秋学期が始まる

大学の窓




   キャンパスの校舎


 2か月の長い夏休みを終え、上京大学(仮称)も今週から秋学期がスタートします。

 夏の間も、会議などでしばしば大学には行っていました。上京大学は、今年度もキャンパス各所が「普請中」という感じで、校舎の内装工事などが行われているようでした。

 私の担当科目は演習なので、休みに入る前、学生たち(1回生です)には“勉強をしておくように”と、軽く(!)言っておきました。
 これは毎年のことなのですが、だからといって、きっちり勉強してきた試しはほとんどありません(苦笑)
 歴史の演習ですので、文献調査をしたり、時には現地に赴いて調査する必要も生じると思うのですが、せいぜい「○○城に行ってきました」程度で、現地で見て感じた疑問を文献等を用いて解決することは、まだまだ出来ません。

 数年来、学生と接していて強く感じることがあります。
 それは、彼らは「疑うこと」を知らない、ということ。つまり「ナイーブ」なんですね、英語の本来的な意味で。
 さすがに、ウ○キペ○ィアを鵜呑みするほど不用意ではないんですが、ちょっとした書物の記述を信じ込んでしまい、そのまま発表してしまう。こういう姿勢だと、歴史学で大切な「史料批判」を出来るようになるという目標に近づけないわけです。

 ふだんの生活では、あまり他人を疑わない方がよいのですが、学問となると、疑問を持たないことには話が始まりません。いじわるな態度ですが、何を見ても読んでも、まずは疑ってみるということが大切。でも、それがなかなか難しいらしい。

 うがった見方をすると、最近の学生は他人と合せること(協調性?)に重きをおくので、批判精神が出づらいのかも知れませんね。

 というわけで、今週の最初の授業では、とりあえず“夏に何をやったか”を聞いてみたいと思います。
 うれしい報告が聞けますように。



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